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ゲストハウス【わたうさぎ】:山形県鶴岡市の民泊
やまがたいいとこ
庄内弁って、こんなに面白い!地元民も観光客もハマる、庄内ことば23選

庄内弁って、こんなに面白い!地元民も観光客もハマる、庄内ことば23選

目次

山形県の日本海側に位置する庄内地方。ゲストハウスわたうさぎのある鶴岡市には、今もなお、地域に根ざした“ことばの文化”が息づいています。

観光で訪れた方は「えっ、今なんて言ったの!?」と驚くかもしれません。でもこの庄内ことば、知れば知るほどじわじわと味が出てくるんです。

今回は、地元民には当たり前、でも県外の人には新鮮に聞こえる「庄内ことば」を23語、エピソードを交えてご紹介します。

 

【庄内ことばって、どんな言葉?】

庄内地方の方言は、東北の中でも独自性が強く、イントネーションや語尾も特徴的です。
語尾に「〜の」「〜さ」「〜け」などをつけるやわらかい話し方が多く、聞いているだけで田んぼの風景や日本海の潮風を感じられるような、どこか懐かしく優しい響きがあります。

たとえば、庄内では「お父さん」のことを「だだちゃ」と呼びます。「だだちゃ〜、ごはんだよ〜」なんて家の中から声が聞こえてくるのは、庄内ならではのほっこりする光景です。

そして実は、この「だだちゃ」が、鶴岡の特産品「だだちゃ豆」の名前の由来になっているのです。

 

【だだちゃ豆と庄内ことばの深い関係】

鶴岡の夏の味覚といえば、「だだちゃ豆」。香りが高く、甘みが強くて、枝豆好きにはたまらない逸品です。

この豆の名前の由来は、まさに庄内の方言「だだちゃ(=お父さん)」から来ています。昔、ある畑で豆を育てていたお父さんに、近所の人が「このうまい豆、どこのだ?」と聞いたところ、

「んだ、おらいのだだちゃの豆だ〜」

と答えたことから、「だだちゃの豆」として広まり、今では全国的にも有名なブランド枝豆となりました。

つまり「だだちゃ豆」は直訳すれば「お父さんの豆」。庄内の家族と畑の風景、そしてことばの温かさが、そのまま名前として残っているんですね。

このエピソードは、庄内のことばが、暮らしや文化とどれほど密接に結びついているかを象徴しています。

【思わず使いたくなる!庄内ことば23選】

ここでは、わたしがセレクトした庄内ことばを23語ご紹介します。
最近ではあまり使われなくなった言葉もありますが、いずれも地元で日頃からよく使われている言葉で、その意味や使い方を知ると、ぐっと庄内が身近に感じられるはずです。

  1. ざっこ:魚(特に川魚や小魚)/ざっこ釣り行こう

  2. だだちゃ:お父さん(親しみ)/だだちゃ、帰ってきたよ〜

  3. あねちゃ:お姉さん/あねちゃ、これ見でみれ

  4. まぐまぐでゅう:目が回る(忙しい)/頭まぐまぐでゅう

  5. じょなめる:おしゃれする・気取る/今日はじょなめで街さ行ぐの〜

  6. よぼ:容貌・顔立ち/この子だばよぼいいごど〜

  7. どっこぎ:こわがり/あの子はどっこぎだから一人で行けね

  8. こっぺこぐ:かっこつける/彼女の前でこっぺこぐ

  9. ほそばる:がんばって夜更かしする/テスト前でほそばって勉強したっけ

  10. しょす:恥ずかしい/みんなの前で歌わされて、しょすけ〜

  11. んだ:そうだね/んだ、んだ、わかる〜

  12. あんべいい:調子がいい/今日はなんかあんべいいな

  13. どさ:どこに/どさいぐ〜

  14. こえ〜(こわい):疲れた、つらい/歩きすぎでこえちゃ〜

  15. しょんびぎ:塩鮭/今日のおにぎりの具はしょんびぎだ

  16. ずるぶぐ:引きずる/ズボンの裾ずるぶいだ

  17. ままざめ:ご飯の支度/ままざめの途中

  18. ねまる:正座する/ちゃんとねまって話聞け〜

  19. なした?:どうしたの?/なした?元気ねな〜

  20. あいやでってまんず:あらまぁ、とにかくまあ!/あいやでってまんず、また忘れでったのけ〜!

  21. なして:どうして/なして泣いてらの?

  22. いだましい:もったいない/こんな服捨てるなんて、いだましい

  23. なんぼ:いくら/これなんぼすっが?

画像
庄内ことば23選

【しょんびき】

庄内ことばの中でも、わたしが特に好きなのが「しょんびき」です。これは「塩鮭」という意味。シャケの方が一般的なのかな?

小学校の時に東京から来た転校生が初めて覚えた方言が「しょんびき」だったと以前話していた記憶があります。老若男女誰もが使っているポピュラーな庄内弁と言えるかなと思います。

「今日のおにぎりの具何がいい?」
「しょんびき!」

と、こんな感じで使われます。

最近では使われなくなった方言が多い中、しょんびきは、今も昔もこれからもきっと使われて行く数少ない方言なのではないかと思います。

 

【方言は、土地の記憶そのもの】

「方言はただの言い回しじゃない。土地の記憶なんだなぁ」

だだちゃ豆のエピソードを思い返すたび、わたしはそう感じます。

庄内ことばには、暮らしの中で育まれてきた“人と人との距離の近さ”や“自然とのつながり”が、そのまま言葉として息づいています。

旅行で訪れた方も、ぜひ一つでも覚えて、使ってみてください。

「どさいぐの?」「なして泣いでら?」

そんな一言をきっかけに、地元の人との距離がぐっと縮まるかもしれません。

 

【まとめ|ことばを知ると、土地がもっと面白くなる】

今回ご紹介した23の庄内ことばは、ほんの一部です。

でも、そこには庄内の暮らしや人柄がぎゅっと詰まっています。方言は決して古くさいものではなく、むしろその土地をもっと好きになるヒントかもしれません。

庄内に来たら、風景だけでなく「ことば」にも耳を澄ませてみてください。きっと、心に残る“音”が聞こえてくるはずです。

庄内ことばを知っていたら、庄内をもっと楽しめること間違いなし❣️

今日の記事はここまで。
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