ゲストハウスわたうさぎでは英語を学びたい人や、実際に英語で外国人ゲストと交流をしたい人に向けて、週に一度「英語縛りのカードゲームナイト」#わたうさEnglish を開催しています。
オーナーのわたしも英語力がなく、大変不便な思いをしており、外国人ゲストの皆さんにも大変ご不便をおかけしていてとても心苦しいです。
もっともっとゲストの皆さんと会話をしたい❣️
もっと気軽に挨拶をかわしたい❣️
そんな思いで、宿泊中のお客様に「普段、家族や友人とどんなあいさつを交わすのか」を聞いてみました。
そこで見えてきたのは、日本では当たり前でも、海外では全く違うあいさつ文化でした。
🌏 聞き取りで見えてきた文化の違い
1. 「いただきます」「ごちそうさま」がない国も多い
日本では食事の前後に感謝の言葉を交わしますが、英語圏では食事前に “Enjoy your meal” や “Let’s eat!” などが一般的。
食後は “That was good” や “Thanks for the meal” と感想や感謝を伝える程度で、習慣化されていない国も多いです。
2. 「行ってきます」「行ってらっしゃい」は願いの言葉に
日本では出発と帰宅を前提にしたやり取りですが、英語では “Have a nice day” や “See you later” など、これから過ごす時間が良いものであるようにというニュアンスが中心です。
3. 「ただいま」「おかえり」は必須じゃない
英語にも “I’m back” や “Welcome back” はありますが、必ず毎回言う文化ではありません。長期滞在しているゲストには自然と出る言葉でも、短期滞在やビジネス目的だと省略されることもあります。
こうした違いを知ることで、「英語に直訳すればいい」ではなく、その国や人の習慣に合わせた声かけを意識できるようになりました。
日本人としては「いってらっしゃい」や「おかえり」は必ず言いたくなりますが、不思議な顔をされることも少なくないのも納得です。
💬 場面別・外国人ゲストへの自然なあいさつ集
実際のやり取りから、朝・昼・夜・お出かけ・帰宅・就寝の6場面で使えるあいさつを、日本語・ローマ字・英語に加えて、ゲストの返事例とその返しまでまとめました。

☀ あいさつから広がる会話
「Welcome back!(おかえりなさい)」と声をかけたら、「I went to Kamo Aquarium!(加茂水族館に行ってきました)」と笑顔で教えてくれたゲストがいました。
そこから水族館の話が盛り上がり、翌日の観光計画まで一緒に考えることに。
たった一言のあいさつが、距離を縮めるきっかけになると改めて感じます。
単語を並べただけのわたしの拙い英語力では、どの程度お役に立てているかわかりませんが、不機嫌になるようなゲストは一人もいません。
それよりも、ゲストはみんな交流を求めているのだと、実感しています。
英語が苦手な日本人ゲストもいつのまにか輪になって交流することもしばしば。お互いにお互いのあいさつや風習を教えあったりする光景もしばしば見られます。
ゲストハウスの醍醐味が、あいさつから始まるんです。
💡 あいさつを使いこなすためのポイント
笑顔とアイコンタクト:言葉以上に印象を決めます。
短くシンプルに:まずは一言、慣れたら質問を加える。
相手の様子に合わせる:疲れていそうなら短めに。
文化の違いを尊重する:相手の習慣を知ることで自然な会話に。
完璧さよりも気持ち:発音や文法よりも伝えたい思いが大切。
まとめ
外国人ゲストとのあいさつは、文化の違いを知る入口であり、関係を築く第一歩❣️
笑顔で一言挨拶するだけで、相手も不思議と笑顔になってくれますし、特に外国の方は必ず何か一言声をかけてくれるんです。これも日本にはない素敵な風習だなと感じています。そこになにか気の利いた言葉を返せる程度には、わたしも英語力を磨きたい❣️
完璧な英語でなくても、笑顔と心を込めた一言で、ゲストとスタッフの距離感はぐっと温かいものになり、滞在中もここちよく滞在していただけると思っています。
これからも日々のやり取りの中で、新しい発見と学びを積み重ねていきたいな💓
今日の記事はここまで。
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