月山筍(がっさんだけ)って知ってますか?庄内では当たり前に食卓に並ぶ春の風物詩ですが、実は庄内でしか味わえない“幻の山菜”なんです!
1. 月山筍とは?|根曲がり竹とは違う、庄内だけの特別な山菜

「月山筍(がっさんだけ)」という名前、聞いたことありますか?
じつはこれ、山形県庄内地方・月山のふもとでしか採れない、幻の山菜なんです🌿
見た目は全国で「根曲がり竹(ネマガリダケ)」や「姫竹(ヒメタケ)」と呼ばれている竹とそっくり。でも、庄内地方では「月山筍」というブランド山菜として、地元の食文化にしっかり根付いているんです。
その希少性と美味しさから、毎年この時期を心待ちにしているファンも多く、地元の人にとっては“これが来ないと夏が始まらない!”というほどの存在。
2. 採れる場所と旬の時期|月山の自然が育てる“初夏の味覚”
月山筍が採れるのは、月山の標高1000メートル前後のブナ林エリア。
5月下旬〜6月中旬ごろ、短い初夏の時期だけに収穫される超期間限定の味覚です。
しかも、根が曲がっていたり、風雪の影響で一本一本が力強く曲がっていることもあり、その見た目にもワイルドさがにじむ月山筍。採取は許可制の地域も多く、知識のある地元の方でないと踏み入れられない場所も。
この“限られた時期・場所でしか採れない”というレア感が、月山筍を幻の山菜たらしめているのです。
3. 月山筍の食べ方と絶品レシピ|皮焼き・味噌汁・天ぷら…
採れたての月山筍は、とにかく柔らかくてえぐみがない!
そのため、下処理も最小限でOK。素材の美味しさをダイレクトに味わえるんです✨
おすすめの食べ方はこちら:
-
皮焼き(月山筍の名物)
→ 皮ごと炭火でじっくり焼くだけ。焼きあがったら皮を剥いて、ほんのり塩をふって。竹の香ばしさと、ジューシーなうまみが口に広がる一品! -
味噌汁
→ シンプルだけど滋味深い。月山筍のダシが出て、季節を感じる優しい味。 -
天ぷら
→ シャキッとした食感と、ほんのりした甘みが際立つ!揚げたてを塩でどうぞ。 -
煮物や炊き込みご飯
→ 鶏肉や油揚げと一緒に炊き込んでも絶品。ご飯に季節の香りが染みわたります。
地元民たちは、収穫した月山筍を一気にゆでて冷凍保存しておき、年中楽しみます。
4. 地元で味わえるおすすめスポット&買える場所
地元で月山筍を味わいたいなら、この時期の道の駅や産直が狙い目。採れたてが並ぶこともあります。
また、庄内の郷土料理を提供する地元の食事処では、期間限定メニューで月山筍を楽しめることも。特に「皮焼き」を提供するお店は要チェックです!
事前に予約、メニューの確認をしておくのがおすすめです。
5. 観光とセットで楽しむ!月山筍×地酒×庄内旅のススメ
この季節、月山筍を楽しみに庄内を訪れる観光客も少なくありません。
月山登山や出羽三山詣でとセットで、「食の旅」にしてみるのもおすすめです。
とくにおすすめなのが、庄内の地酒とあわせる楽しみ方🍶
たとえば…
-
「月山筍の皮焼き × 大山 特別純米」
-
「筍の天ぷら × 羽前白梅 純米吟醸」
どちらも、淡く繊細な味わいが引き立ち、旅の夜がぐっと豊かになるはずです。
ゲストハウスわたうさぎでも、キッチンを自由に使って地元の味覚を楽しむお客様がたくさんいらっしゃいます。市場で月山筍を手に入れて、みんなで料理してみるのも、庄内ならではの旅の思い出に🌿

6. まとめ
月山筍は、ただの“たけのこ”じゃありません。
庄内の自然が、風雪にさらされながらもたくましく育てた、初夏だけのごちそう。
観光客にはまだあまり知られていない隠れた名物だからこそ、旅の途中で出会ったらぜひ味わってみて欲しいです❣️
庄内の風土をまるごと感じられる一品、それが「月山筍」です🌿
短い旬を逃さず、“幻の山菜”を楽しんでください❣️
That's all for today's article.
ブログ記事の更新はインスタグラムのストーリーズでお知らせしています。
Please follow us and wait for us!
いいね・シェア嬉しいです🥰