毎年夏、山形県鶴岡市で開催される赤川花火大会は、日本全国の花火ファンが憧れる一大イベントです。
川幅いっぱいに広がる大迫力のスターマイン、音楽と完全シンクロした芸術花火、全国の花火師が腕を競う「全国デザイン花火競技会」…。
2025年のテーマは
「綺笑天結(きしょうてんけつ) 〜永遠に輝く、地域の誇りへ〜」。
県外からの観覧でも最高に楽しめるよう、ここで完全ガイドをお届けします!
🎇 赤川花火大会の成り立ちと歴史
赤川花火大会の始まりは、戦後間もない昭和24年(1949年)。
戦争で疲弊した人々の心を癒し、地元を元気にしたい――そんな想いから、赤川河畔で小さな花火大会が開かれたのがルーツです。
当初は地元商店や有志の寄付で花火玉を打ち上げる、素朴な夏の催しでした。
1980年代になると、ただの夏祭りの花火ではなく、全国の花火師が技術と芸術性を競う「デザイン花火競技会」が開催されるようになり、一気に全国レベルの大会へと成長します。
いまでは音楽とシンクロした花火や、テーマ性のある演出が評価され、国内トップクラスの花火師たちが集結します。
💖 なぜ愛され続けるのか
市民が守る大会
大会はスポンサー企業だけでなく、市民や個人の協賛によっても支えられています。
一口数千円からの協賛金やボランティア活動で、地元の人々が「自分たちの花火」として大切に育ててきました。
花火師との信頼関係
全国の花火師から「赤川の観客は反応が温かく、打ち上げがいがある」と評されるほど、観客の拍手や歓声が大きい、一体感を感じられる大会です。
街全体が花火モード
開催日は昼から屋台が並び、商店街も観光客でいっぱいに。市全体が「お祭りの日」として盛り上がります。
人をつなぐ特別な夜
恋人同士や家族、友人との思い出の場として、また故人を偲ぶ追悼花火の場として、多くの人の心に刻まれています。
🌟 県外から来る価値がある理由
赤川花火大会は、ただ大きな花火を見るイベントではなく、“人と街と花火師が一体となって作り上げる特別な空間”です。
初めて訪れる人でも、その雰囲気に包まれると、「来年もまた来たい」と思わずにはいられません。
基本情報
日程:2025年8月16日(土)
打ち上げ時間:19:20〜(予定)
会場:山形県鶴岡市 赤川河畔(三川橋〜羽黒橋間)
打ち上げ数:例年約12,000発
形式:割物花火競技会+デザイン花火競技会+特別プログラム
有料席:全席指定(事前販売のみ)
次回予告:2026年8月15日(土)予定
アクセス(県外からの行き方)
🚅 公共交通
東京方面 → 山形新幹線(新庄)→ 陸羽西線(余目)→ JR羽越本線(鶴岡)
仙台方面 → 仙山線(山形)経由または高速バス
新潟方面 → 羽越本線直通
✈ 飛行機
羽田空港 → 庄内空港(約1時間)→ 連絡バスで鶴岡駅(約30分)
🚶 JR鶴岡駅から会場へ
徒歩20分(花火終了後は混雑で約30分)
当日は臨時列車・増発便あり(パンフ掲載の特別ダイヤ参照)
交通規制と混雑対策
🚧 規制時間(2025年8月16日)
車両進入禁止エリア:12:00〜22:00
会場近くの主要道路通行止め:16:00〜22:00
帰宅動線規制:20:00〜22:00
交通規制区間や、臨時駐車場、周回バスなど、事前に調べておきましょう。
詳しくは公式HPでご確認ください
🅿 駐車場
公式駐車場(事前予約制、9:00〜21:00)
当日販売はなし
会場周辺への一般車乗り入れ不可
🚌 シャトルバス
Aルート:鶴岡市役所前 ↔ 主会場
Bルート:三川町 ↔ 主会場
Cルート:櫛引 ↔ 主会場
往路:15:30〜19:15頃/復路:20:50〜23:00頃
💡 混雑回避のコツ
帰りのJR切符は必ず事前購入
車の場合はシャトルバス利用&帰宅時間をずらす
宿泊して翌日帰るのが一番快適
観覧席ガイド
🎟 有料席(全席指定)
S席:花火正面の迫力重視
E席:パノラマで楽しめる
A席:コスパ重視
※ 当日券はなし、事前販売のみ
🆓 無料観覧エリア
数年前から一般のお客様に開放している無料観覧エリアは無くなってしまいました。
しっかりこのイベントを楽しみたい方は有料席をお買い求めになってお楽しみください。
とはいえ、有料席のチケットは大人気ですぐに販売終了となってしまいます。(当日券もございません)
お早めにお買い求めになることをお勧めします。
当日の楽しみ方
屋台エリア:もちろん何を食べても美味しい!でも、できれば地元のグルメを楽しんで行っていただきたいです(庄内浜の海鮮、だだちゃ豆、庄内柿ソフト)
特別プログラム:テーマ花火や音楽花火は見逃し厳禁
撮影ポイント:三川橋側からのワイドショット、羽黒橋からの俯瞰
宿泊するなら
ゲストハウスわたうさぎなら、会場まで徒歩圏内。駐車場を探して回るより、宿から直接歩けた方が、行きも帰りも渋滞に巻き込まれる心配もなく、安心です❣️
持ち物チェックリスト
レジャーシート
バスタオル(長時間座る場合はクッションに。寒い時は羽織ものに。)
虫除けスプレー
軽食・飲み物
マナーと注意点
ゴミは持ち帰り or 分別ゴミ箱へ
ドローン・三脚の持ち込み制限あり
🎁 赤川花火大会 公式グッズも要チェック!
せっかく赤川花火大会に来るなら、公式グッズもぜひ手に入れましょう。
特におすすめは「パタパタうちわ」。これは単なる涼むためのアイテムではありません。
花火の最中、会場全体で公式に使う場面があるので、持っていると観客としての一体感を味わえるんです。
主な公式グッズ(2025年)
マフラータオル(ピンク/黒)… 1,500円
バケットハット… 3,500円
ぬいぐるみマスコット… 800円
ベビーオンボードマグネット… 1,500円
パタパタうちわ(直径約30cm)… 800円
購入場所:会場内の公式販売ブース、またはオンラインショップ(QRコードからアクセス可)
💡 さちネェ的ワンポイント
パタパタうちわは、花火の合間に観客全員で振る「公式タイム」に参加できる魔法のアイテム。
県外から初めて来る方も、この瞬間に会場の一員になれるのでお勧めです❣️
まとめ
赤川花火大会は、花火の芸術性・迫力・雰囲気すべてが一級品。
初めてでも、このガイドを押さえておけば移動も観覧も快適に楽しめます。
ぜひ鶴岡の夏の夜空を彩る“奇跡の一夜”にご参加ください❣️
ちなみにわたしも10年以上前から毎年有料席を購入して、全力で赤川花火大会を楽しんでいる一人です💓
今年もとっても楽しみにしています❣️
では、会場でお会いしましょう🥰
今日の記事はここまで。
ゲストハウスわたうさぎは、海も山も市街地もほど近い、ちょうど間にあるゲストハウスです。
ゲストハウスわたうさぎを拠点に、つるおか・庄内を存分に楽しんでいってほしいです😊
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